ほとんどが失敗作の日本の都市計画 唯一の成功例は千葉にあり マンション業界の秘密 2016.5.21 22:50. 地方公共団体や民間企業を対象として、スマートシティ型の街づくりに対する初期投資や継続的な体制整備に対する補助事業を行っている。都市にまつわるあらゆるデータを「データ連携基盤」経由で都市の課題解決のために活用するモデルを想定している。スマートシティ官民連携プラットフォームの発足 高松市のIoT共通プラットフォーム上にはすでに、防災分野では13ヵ所の水位センサと潮位センサからのデータが、観光分野では50台のレンタサイクルの移動履歴データが収集されている。さらに、福祉分野においても高齢者の呼吸や心拍等のバイタル情報の収集など、ICTを活用した地域包括ケアシステムの構築を計画している。, 福島県会津若松市のスマートシティプロジェクト「スマートシティ会津若松」は、2011年3月11日の東日本大震災を受けた復興プロジェクトとしてアクセンチュアの参画により始まった。その後、会津若松市を「全国の先端を行く地方創生のモデル都市」とすることを目標に、スマートシティ領域における連携協定をオランダのアムステルダム市と締結したり、全国からデジタル活用の実証事業を誘致するなどの取り組みによって進展してきた。, まちづくりにおける3つの視点 官民に散在するリアルタイムデータを「IoT共通プラットフォーム（基盤）」上に集約し分野横断（クロスドメイン）的に利用することで、行政の効率化と地域経済の活性化を図るのが狙いだ。 事業の狙いは、市民の満足度や生活の質（QOL）向上を目指し、地域課題の解決を図ることにある。, データの活用による安全・安心のまちづくり プロジェクトが目指すのは最先端のテクノロジーを街全体で活用するスマートシティの実現だ。竹芝地区でデータ活用やスマートビルの構築に取り組むほか、ロボティクスやモビリティ、AR（拡張現実）、VR（仮想現実）、5G（第5世代移動通信システム）、ドローンなどの幅広い領域でテクノロジーの検証を行う計画である。 JR青森駅前の一等地にそびえ立つ商業ビル「フェスティバルシティ・アウガ」が苦境に陥っている。2015年末、アウガの再生を検討していた外部のプロジェクトチームは再生について、「商業化は実現可能性が低く、採算上も成り立たない」（商業施設としては採算が取れない）と断じた。, アウガは2001年に開業。生鮮食品市場や商業テナント、青森市民図書館などが入る。青森市や地権者などが中心市街地ににぎわいを取り戻す目的で再開発した商業ビルだ。, 「コンパクトシティー」という言葉をご存知だろうか。人口の減少を見据え、郊外開発の抑制と中心市街の活性化を同時に進め、市街地をコンパクトに保つ都市計画手法である。病院や図書館など都市機能が中心部に集まるので市民にとっては利便性が高まる。行政にとっても、例えば住民が居住できる地域を限定できれば上下水道や道路などのインフラを拡大せずに済むという財政上のメリットがある。, 1999年から他の自治体に先駆けてコンパクトシティー政策を実行。郊外を走る青森環状道路の外側におけるマンション開発などを認可しなかったり、古くからの市街地にハード整備の予算を重点的に投じたりした。, 市の再開発事業でマンションを青森駅前に建設。雪深い青森で、駅周辺エリアの歩道に融雪設備を設け、歩きやすく安全な歩行者空間を整備した。, アウガはもともと、青森市がコンパクトシティーの考え方を取り入れ、その中核として期待した施設だった。, 失敗例として参考にすべきとかよく聞くけど、「失敗例」にされる自治体の市民はたまったものじゃないよね。莫大な予算をつぎ込むんだから「やっぱり駄目でした」で済まされるかいな。, こんな話いくらでもあるでしょ。経過をちょっと丁寧に説明しただけの浅い記事で面白くなかった。だいたい西武が逃げ出しているのは官製開発だけではない。札幌南口の駅前も西武が撤退してそのまま何年もほったらかしであり広大な更地が広がっている。, 結果を見て失敗だったという事は誰にでもできる。結果が失敗だったことが分かった途端に掌返して「俺は失敗と思ったんだよね～」という奴は必ず現れるし、そんな人物の言に意味はない。なぜ甘い見積もりになったのか（当時の環境で見ても甘かったのか？）。もしも当時の感覚でも甘かったのならそれを誰も気が付かなかったのか、気づいていたなら、それでも走ったののは何故か。生みの親が失敗したなら、育ての親はどうしたのか。計画対比マイナスが続いたのをどう食い止めようとして何が効果が有り何が無かったのか。スモールシティの理想が実現しなかったのならば、理論に瑕疵があったのか、それとも単純に青森の特殊性なのか。せっかく取材するのだから掘り下げた取材をおこない、貴重な失敗の記録としてほしい。, 典型的なハコモノ作って建設業界に金が流れたらあとは知らぬというようにも見える。それでも今までは人がいたからどうにかなってたかもしれない。これからは人口減少でそうはならない。とっくにそうなっている。行政は目を覚ますべきだ。, 「駅前の一等地」と、未だに思っているのでしょう。その概念を取り払わない限り、再生は不可能。都会の論理を地方に持ち込むとこうなるという見本のように思います。, 地方の衰退が言われる今の日本に、典型例として取り上げられた記事だと思います。外国資本の誘致、どこの国でもという考えがあるようですが、失礼ながら今の中国資本に進出されたら、問題ありすぎでしょう。下手すると、日本人は静かにフェードアウト。シビアに採算を考えると、来てほしい企業体はこないでしょうし。嗜好性の低い商品は通販で間に合う時代ですし。発想を変えてー息の長い繁栄を考えると、施設には『憧れ』の要素が必要ではないでしょうか。ちょっと無理をしてもつかみたいという……。青森と聞くと…国際大学が、文系学生にはしばしば東大以上の評価を得ています。東大合格を蹴ってそちらに入学する学生も多いらしい。またもともと中央政府と離れた土地だったため、民俗学的には特異な、非常に高い精神文化を持った地方である。例えば恐山をはじめとした祈りの文化の伝統。奇跡のリンゴの木村秋則さん。この3点の要素が詰まったところが青森駅近にあれば、日本中から足を運ぶ人は多いと思います。地元の人には、日々の暮らしに実用性のあるテナントを誘致すればよいでしょう。上記の具体的案ですが、国際大学を商業施設と結びつけるには、サテライトキャンパス的な英語ビレッジを考える。恐山をはじめとした民俗学的側面には、しっかりした検証のなされた文献と映像、上質のレプリカ・フィギュアが揃った図書館的なものをカフェ併設で。木村さんのリンゴは、それを使ったレストランを営業。全部有料で適正価格で運営。多少の行政支援を必要としても、よそからはリスペクトされるプロジェクトであり、幽霊ビルにするよりよほどましでしょう。, ここの駅前の状況は分かりませんが、東京の銀座も含めて、商店の上に住居をつくってはいけない規定が、街の活性化を奪っていると思います。恐らく消防法とかの規制からだと思いますが、銀座でも夜の住人がいなければ、ゴーストタウン化します。さびれうる商店街の２階以上に住居を認めれば、米国はいざ知らず、欧州ではそういう街が多いと思うのですが、金持ちが住み、街に生活感がでてきて活性化します。規定規制で街を殺してしまったら、役所はヒマでいいかも知れませんが、本末転倒です。, 所詮公務員が卓上の理論で進めた計画なぞ失敗するのが当たり前。しかも彼らは失敗してもそのためのリスクに対するペナルティも受けず、のうのうと公務員としての職域を安置されながら給料を受け続けられるのだから、企業家のように体を張って考え抜いて事業を計画するなんて事はまずありえないでしょうね。, 車社会なのに駐車場の無い駅前を再開発しても上手くいくはずがない。駅前が栄えると言うのは東京の視点。地方は駐車場を中心に開発すべき, 西武には先見性が優れた経営者がいるのだろうか。各地でしばしば率先して逃げ出しているが、逃げ出さなくてはならない状況をつくり出してしまうことが不思議だ。, 結局の所、人（若者）が居ないと賑わわないのではないでしょうか。例えば、六本木ヒルズなどの商業施設は成功しているという記事を何かで読んだことがあります。原因分析では、アイデアとか様々な取り組みなどの工夫を言っており、それも要因ではあると思いますが、一番の主因は都心である事ではないかと思います。人は皆、都心やある程度、都心に近い所に出てくるのではないでしょうか。人が居れば、物も売れるでしょうし。他の人が買っていると触発されて買ってしまうという。心理的要因も働くと思いますし。こういった地域であれば、商業施設は、割と成功する可能性があるのではないかと思います。それでは、記事の地域はどうするの？ですが、一案としては、例えば、海外の企業などを税制を優遇するなどして、積極誘致する。取りあえず、外国の人でもよいので人を集める。それに外国の人は日本人ほど東京や大阪に神聖性を感じていないと思われます。, 県庁所在地のこの程度の商業施設でも立ち行かないとは、全国の人口減少、過疎化が思ってた以上に深刻だと思いました。, 言挙げが多過ぎる！不要なお世話です、要らぬ世話！老婆心ながら、老婆心の心遣い― の前置きは要らぬ！等々、飛び交う市街地再開発やまちづくりの集いでの表裏いろいろ、建前だけの、当事者なのに評論者的発言に対する反論として屡々耳にしたものだ。青森駅前のケース、故事来歴の多くは知らないし、大同小異と昨今のアンケート設問・応答のくくりのように加減合算の結論づけはしたくないが、筆者の記述に思うのは、「どうしたい―」もない行政が「こうして欲しい―」や「折角作るなら―」の民の声をパッチワークするだけなら声を聞く動作自体をやめて欲しい。どうしたいを示さないのは、先入観を植え付けたくないや阿りたくないという解説・ホイスパもある。言い訳や弁解は不要、角だらけ穴だらけの雑にして民の素朴そのものの発想・起案を無差別に丸く丸めるから面白いものから減衰、外れていく事を行政に学んで欲しい。, 官製の甘い見込み、地方だけに限らない。東京オリンピックに代表される国レベルでもそうだ。国家レベルの財政再建や将来の年金見通し、いずれも甘い見込みをベースに考えられている。, 逃げ出すも何も人口30万弱の地方都市に既にさくら野と中三があるのに、これ以上百貨店ができても共倒れになるだけ。そもそも東北新幹線の新青森駅から距離のあるJR青森駅近くの立地が民間企業にとって魅力があるのだろうかという素朴な疑問がありますし、十分な駐車場があるのかすぐにわからないようでは立地候補地の検討にさえなりません。公共施設だけでなく県の観光案内施設も入れるなど、売り上げには直接貢献しなくても人の賑わいだけは絶やさないようにすることで、下の階のテナントに客が足を運ぶように仕向ける位しか生き残り方法はないような気がします。, 日経ビジネス電子版のコメント機能やフォロー機能はリゾームによって提供されています。.
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