Oracle University 無償オンラインセミナー(11月) Oracle University の無償オンラインセミナーに参加しませんか。11月は限定で ORACLE MASTER 次のAWR期間比較レポートのTop Timed Event部分の抜粋から、待機イベントの傾向の違いを確認してください。, 左側「1st」が0秒~300秒の間、つまり事象が発生しておらず期待通りのパフォーマンスを得られていた際の上位の待機イベントになります。右側「2nd」が300秒~600秒の間でパフォーマンスが劣化している期間中の上位の待機イベントとなります。, まずは左側の傾向を理解しておきましょう。CPU time(これは待機ではなく、CPUを使用していることを示す)が一番上に来ていますから、効率的にCPUを使用していると解釈して良いでしょう。もちろん、非効率なSQLが存在していて無駄にCPUを消費している場合にも、このような傾向が表れることがありますので注意が必要ですが、今回は問題の事象の原因特定ですから、現時点ではそこまで踏み込まなくても良いですね。, 次に2番目の待機イベントは「log file sync」であり、Wait Classに「Commit」と記載されていることから推測できるように、この待機イベントはサーバー・プロセスのコミット待ち時間となります。LGWRがSGA内のLog BufferからDisk上のオンラインRedo Logfileへ書き出しが完了するのを待機している時間ですね。平均待機時間は7.7msecなので、速くも遅くも無い。そんな印象です。, 3番目、4番目にはI/O系の待機イベントが登場しています。待機イベント名からもバレテしまいましたが、実は私のパフォーマンス検証の環境は、Exadataだったのですね。「cell single block physical read」待機イベントは、非Exadataでは「db file sequential read」待機イベントに該当します、また、「cell multiblock physical read」待機イベントは非Exadataでは「db file scattered read」待機イベントです。この待機イベントの違いは覚えていますでしょうか? と質問しようと思ったのですが、これまでの連載では解説していなかったのかもしれませんね。ちょっと見当たらなかったので。。。 タイミングがオカしいので頭出しだけしておくと、シングル・ブロック読込みか、マルチ(複数)ブロック読込みの違いになります。過去の連載を見直して、このあたりの待機イベントの体験を改めて用意しようと思いますので、詳しい解説はまたの機会にしますね。, はい。えーと、期待通りのパフォーマンスを得られていた際の上位の待機イベントの傾向の理解が済んだので、次は右側の問題の事象が発生している期間の傾向について確認していきましょう。, 1番目は同様にCPU timeですので次へ進みます。2番目に「enq: US - contention」待機イベントなるものが登場していますね。一回の待機あたりの平均待機時間は1.52msecなので、非常に小さな待機ですが、待機した総数(Waits)が、他の待機イベントと比較して尋常ではない感覚を覚えて頂けると思います。「contention」と表記されていることから、何やらの競合による待機がデータベース内で発生していると推測できますから、この待機イベントが原因で、スループットやレスポンス・タイムが劣化したのではないかと第一容疑者として疑ってしまって良いと思います。, 大部分の待機イベントは、リファレンス・マニュアルでその意味が紹介されていますが、今回の「enq: US - contention」待機イベントは残念ながら記述されておりませんので、簡単に私の方で解説しておきます。USはUndo Segmentの略であり、UNDOセグメントを確保/解放する処理を要求したが、他のプロセスが同じ処理を実行中なのでキューの中で順番待ちしている際に発生するイベントです。と言う事は、「UNDOセグメントが枯渇しているのでは?」とピンと来た方、ズバリ正解です!!, 5. Please try again. Oracleでテーブルが属する表領域の確認や表領域の変更方法、また表領域の使用率の確認Oracleでテーブルがどの表領域に属しているかを以下SQLで確認します。結果は以下のようになりました。TABLE_NAMETABLE 製品 license. Sep 12th, 2012 前回の連載の演習8で使用したUNDO表領域の使用率を継続するSQLを実行し、事象発生のタイミングと使用率の関係を考察して下さい。, 確認し易い用に、こちらもグラフ化してみました。いかがでしょうか?と言うまでも無く、400秒経過のタイミングでUNDO表領域を使い切ってしまっていることが明らかですね。このタイミングが演習1で確認したスループット/レスポンス・タイムのグラフの劣化開始のタイミングと合致することからも、今回の問題事象の犯人はUNDO表領域の枯渇と言って良いでしょう。もちろん、「300秒のUNDO保持期間は常に満たしていたけど」という部分も理解しておく必要があります。, 7. [Oracle] スター型変換の使用 », Copyright © 2013 - Takashi Hashizume - 事象が発生する前(SnapID:287~288)と発生中(SnapID:288~289)の2つの期間のAWRを比較して下さい。, 今回の私のテスト環境では、900秒間のパフォーマンス検証中に300秒毎にAWRのスナップショットを実行していた為、問題が発生していない期間(0~300秒)と問題が発生している期間(300秒~600秒)の二つの期間のAWRレポートを作成することが可能でした。とは言え、AWRレポートを二つ作成するのもカッコ悪いので、第20回の連載でも体験して頂いた、AWR期間比較レポートを作成してみました。復習になりましたが、覚えていましたかね?, 4. 技術情報. 表領域が自己完結型かどうかチェックする。, もし、違反している場合は TRANSPORT_SET_VIOLATIONS ビューに違反している内容が表示される。, もし、endianness の異なるプラットフォームにトランスポートする場合は、RMAN でデータファイルの変換を行う。, もし、endianness の異なるプラットフォームにトランスポートする場合でトランスポート元で変換を行っていない場合は、RMAN でデータファイルの変換を行う。, Posted by Takashi Hashizume 目的 トランスポータブル表領域により DB 間で表領域の移動を行う。 環境 OS: Oracle Enterprise Linux 5.8 DB: Oracle Database 11g Release 2 (11.2.0.3) マニュアル 管理者ガイド –> 14 表領域の管理 & … パフォーマンス検証中のTUNED_UNDORETENTIONの値を確認し、UNDO_RETENTION初期化パラメータに設定した期間、読取一貫性が保証されているのかを比較して下さい。, ここまでパフォーマンス劣化の問題が発生したという前提で話を進めてきましたが、この演習5は、改めて冒頭で述べた文章「ORA-1555が発生しなくとも実はパフォーマンスの問題が発生しているかも?」を確認する為のものです。UNDO保持期間は自動チューニングされると言った内容を前回の連載で体験して頂きましたので、その復習でもあります。, それほど難しくないでしょう。V$UNDOSTATビューでパフォーマンス検証中のTUNED_UNDORETENTIONの値を確認すると、UNDO_RETENTION初期化パラメータに設定されている値「300秒」よりも大きな値になっていることから、読取一貫性を300秒以上保証している事が理解できますね。, 改めて今回の私のワークロードをご紹介すると、100msec程度で完了する更新トランザクションを多くのセッションから900秒間連続実行する大規模オンライン・トランザクションを想定したものであり、数十秒や数百秒といった長時間要するクエリーは実行していません。そのためUNDO保持期間の300秒は充分過ぎる期間でもあり、しかも300秒保持できるUNDO表領域のサイズであることも上記の結果から明らかです。, しかし、今回は「ORA-1555が発生しなくとも実はパフォーマンスの問題が発生していた」という事実があり、しかも、enq: US – contention待機イベントが多発していることから、UNDOセグメントが枯渇している可能性が高そうですよね。読取一貫性としてUNDO表領域は充分なサイズだけど枯渇している? 良く分からないですよね。この事実をもう少し確認してみましょう。, 6. 皆さんこんにちは、今年は10月から気温が低いので、日々の急激な寒暖差に身体がついていけませんね。今回は、Oracle... ※本記事は、Paul Toal (DISTINGUISHED SOLUTION ENGINEER Oracleの表領域(TABLESPACE)Oracleのデータの格納先はテーブルです。では「テーブルはどこに格納されるか?」というと、それが表領域(TABLESPACE)です。表領域とはテーブルが格納される場所です。表領域は「 .DBF みなさん、こんにちは。週末に出席した後輩の結婚披露宴が素晴らしく感動的で、また私も結婚式をやりたいなと思ってしまった"しばちょう"こと柴田長(しばた つかさ)です。, さて、今回も引き続きUNDO表領域の管理を体験して頂きたいと思います。前回はORA-1555(読取一貫性エラー)の発生を抑制するUNDO保存期間の自動チューニングをご紹介させて頂きましたが、今回は「ORA-1555が発生しなくとも実はパフォーマンスの問題が発生しているかも?」という現象に挑戦してみたいと考えています。私自身、UNDO関連の待機イベントが発生することでトランザクションのスループットやレスポンス・タイムの劣化を経験したことがありますので、そのケースを是非とも皆さんにも体験して頂いて今後の設計に生かして頂ければと考えています。, とは言え、今回扱う現象は、小規模な動作確認用の環境では再現させることが難しいです。具体的には、2CPUコアを搭載したサーバーで数セッションのユーザーから更新トランザクションを連続実行させても、CPUリソースが先に枯渇してしまう為に現象をクリアに見せることが出来ませんでした。最終的には、それなりに高スペックなサーバーで、100セッション以上のユーザーから更新トランザクションを連続実行せることで再現出来ましたので、そちらの検証データを使用しながら解説させて頂きたいと思います。もし、同様なテスト環境をお持ちの方は、是非とも同じように試して頂ければ幸いです。, 本記事内にはパフォーマンスを示すデータがいくつか掲載されておりますが、あくまで学習のために掲載しているだけであり、製品の性能や動作を保証するものではございません。, 1. ある日のこと、夜間バッチがOracleエラーを吐いて落ちていました。 エラーコードはORA-01653。バッチログのメッセージには以下のように書かれていました。 ORA-01653:unable to extend table XXX by 1024 in tablespace YYY. しばちょう先生の試して納得!DBAへの道 indexページ みなさん、こんにちは。週末に出席した後輩の結婚披露宴が素晴らしく感動的で、また私も結婚式をやりたいなと思ってしまった"しばちょう"こと柴田長(しばた つかさ)です。
Dvd 音が出ない パナソニック 4, 運命の人 前兆 夢 16, Dell Se2416h 映らない 7, カブ ウインカー スイッチ 折れ た 4, サウンドブラスター G6 Apex 4, Obc 給与奉行 ログイン 21, Bmw 走りの 良さ 4, 俺のことどう思ってる 返事 彼氏 7, Django Is_valid 使い方 9, バイオハザードre2 パチンコ 演出信頼度 14, チアダン 映画 ダンス 曲 7, Aquos Sense マナーモード設定 11, 長崎ケーブルメディア インターネット 遅い 54, 山形 中学校 バスケ 掲示板 5, Vbs Run 同期 実行 26, 愛知県 公立高校 併願パターン 7, Windows10 付箋 削除 復元 35, 100均 マンガン電池 セリア 6, クレスト ホワイトニングシート 本物 7, 電卓 二乗 Windows 4, Bright New World Rar 14, アニメ 名言 恋愛 5, Googleフォーム Gas トリガー 4, Mac インターネットリカバリ ダウングレード 12, 日立 家電 撤退 12, 嵐 山コンビ イチャイチャ 13, ひかりtv Hdd 再接続 4, 関西 ラッパー 若手 16, 内川 聖 一 父 5, Final Make1 レビュー 5, Displayport 映らない Asus 18,