記載されている内容は2017年12月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。, また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。, お葬式に出席するときに、持参するのが香典袋です。突然のことですので、事前に準備するなんてことはできませんので、いざ香典袋を用意するとなると、中袋について不安に感じる方もいらっしゃるはずです。ここでは、香典袋の中袋の書き方や入れ方などを詳しく紹介いたします。, お葬式に持参する香典袋ですが、香典袋には、外袋と中袋があります。包んでいくお金は、必ず中袋の中に入れるようにしましょう。香典の外袋には、自分の氏名のみを書くのですが、中袋にはその他の情報も書かなければなりません。では、香典の中袋にはどのようなことを書けばよいのでしょうか。ここでは、香典袋の中袋に書く、ペンでの書き方を紹介します。, 香典袋の中袋、外袋を書くときには、薄墨で書くのがマナーです。この由来は、「突然の訃報で、墨もする時間もなかった」や「あまりの悲しみのため、墨をする手に力が入らなかった」などと言われています。突然の訃報によって、動揺して、墨が薄くなってしまったという意味合いです。正しいマナーとしては、毛筆で書くことですが、現在では、筆ペンもあるため、筆ペンで書くのもよいでしょう。しかし、筆ペンは、必ず「薄墨」を使用するようにしてください。中袋で一番大切なことは、文字が読みやすいことです。毛筆で書くのもマナーとしてはよいですが、毛筆ならば細い筆で書く必要があります。筆ペンでも間違ってはいませんが、小さい住所や氏名、金額を書くと読みづらくなってしまいますので、万年筆やボールペンなどの書きやすいものでも大丈夫です。, 香典の中袋に書くことは、「氏名、住所、金額」です。金額は、中に包んでいる金額を記入しましょう。このとき、金額の書き方は「金○萬円」と記載するのがマナーです。縦書きが基本ですので、数字は全て漢数字、また、旧字体を使用します。これには理由があり、「一万円」と記載していたところを、線を書き足すと「二万円」になってしまいます。このような不正を防ぐためにも、漢数字の旧字体を使用しましょう。漢数字の旧字体というのは、あまり馴染みのない漢字です。以下に漢数字の旧字体を紹介しますので、参考にしてみてください。「漢字の旧字体」1→壱2→弐3→参5→伍7→漆（七でもよい）10→拾1000→仟10000→萬円→圓香典で、4と9の数字は縁起が悪いので、避けられています。香典を包む金額には使用しないように、気を付けてください。, 上の表を元にすると、「三千円」を香典に書くときの書き方は、「金参仟圓」と記入することになります。「三→参」、「千→仟」、「円→圓」がそれぞれ旧字体の書き方となります。, では、「五千円」の場合の書き方はどのようになるのでしょうか。同じく上の表をもとにすると、「五→伍」、「千→仟」、「円→圓」が旧字体ですので、香典の記入する金額の書き方は「金伍仟圓」となります。, 香典袋の書き方（特に上包）は宗教によって異なります。お通夜やお葬式に出席する前に、必ず喪主の宗教を確認しておくことが必要です。上包の表書きは、喪主が仏教の場合は「御霊前」や「御香料」などを使用します。喪主がキリスト教の場合は、プロテスタントなら「御花料」、カトリックならば「御ミサ料」と記載します。「御霊前」は宗教を問わず使用できるといわれていますが、蓮の絵が付いているものは、キリスト教式には用いないように注意しましょう。, 香典の中袋には、「氏名、住所、金額」を記載します。市販の香典袋には、中袋に金額を書く欄が設けられている場合もあります。その場合は、その欄に沿って書くようにしてください。基本的な香典の中袋の書き方を以下に箇条書きで並べてみます。・中袋の書き方は、縦書きが基本の書き方となる。・中袋の表面の中央に金額を記載する。・金額を記載する際には、漢数字の旧字体を使用する。（書き方は「金○萬円」）・中袋の裏面の右側にも、再度金額を記載する。（書き方は同じ）・裏面の中央より左側に、住所・氏名を記載する。・住所で使用される数字は漢数字を使用する。・住所は郵便番号から記載すると丁寧です。, 香典の正しい書き方のマナーとしては、縦書きが基本となります。しかし、市販の香典袋の中袋には、金額を横書きで記載する欄が設けられている場合もあります。その場合の書き方は、横書きですので、算用数字を使用して書いても大丈夫です。横書きですので、漢数字を使用すると、読みづらくなってしまいます。ですので、そのような場合は、算用数字を使用するなどして、書き方を工夫してみてください。, 香典袋の中袋に書くべき情報は、前にも述べたとおり、「氏名、住所、金額」です。書き方は、まず中袋の表面に金額を記載します。この際使用する数字はは、漢数字の旧字体です。金額の書き方は、「金○萬圓」です。「金○萬圓也」と記載する場合もあります。中袋の裏面の右側にも、再度金額を同じ書き方で書きましょう。裏面の左側には、住所と氏名を記載します。住所に使用する数字は、漢数字を使用します。基本的に、香典袋の中袋の書き方は、縦書きが基本です。, 派遣で働いている皆さんは、今の時給に満足していますか？もう少し欲しいなと思いますか？実は、派遣で働いている人の中には時給交渉をして、時給アップに成功した人もいます。彼らは一体どうやって時給交渉をしたのでしょうか？今回は時給交渉を成功させるコツをご紹介します。, 面接が苦手という人は多く、緊張するものです。しかし就職を勝ち取るには避けて通れないのが面接です。そこで面接で使う一人称について語りましょう。一人称はあなたの第一印象を決定づける重要な意味を持ちますので、基本的なビジネスマナーを紹介しましょう。, 二次面接で聞かれやすい質問・解答例とはどのようなものでしょう。特に一次面接との違いについても気になるとところです。この記事では、二次面接特有の質問や、転職、新卒などの状況別に、どのように二次面接で解答するか、具体的な例とともに解説したので参考にしてみて下さい。, 就職活動や転職活動などを行っているときに必ず必要となる履歴書。しかし、どんな履歴書を用意すればいいか悩むこともあるのではないでしょうか。今回は履歴書の紙質についてご紹介します。シチュエーションに合わせた紙質の履歴書を使用して、活動の参考にしてください。, 就職や転職をするとなれば自分を売り込むために自己PRを考える必要があります。不動産業界は人気も高いので入念に自己PRを練り上げる必要があります。今回は不動産業界の自己PRの作成のコツを例文を挙げながら新卒や未経験、転職などに分けてご紹介していきます。. 急な通夜葬式ではどのように包んだら失礼がないか、香典袋のお金の入れ方や包み方に迷ってしまう方も多いはずです。中袋や中包みなど香典袋の種類に合わせたお金の包み方や、お金の入れ方のマナーや常識について詳しくご紹介していきます。 葬儀では欠かせない香典袋も今ではすっかりコンビニなどで購入できる存在です。コンビニなどで市販されている香典袋には中袋が付いていますが、皆さんの中には中袋がどのようなものなのかがわからない方もいるのではないでしょうか？今回は香典袋の中袋について見ていきます。, 葬儀に参列する際に欠かせない香典袋ですが、最近ではコンビニなどで市販されることがすっかり当たり前となりました。さて市販されている香典袋には、基本的に中袋と呼ばれる袋が一緒に付いています。ただ香典袋については聞いたことがあっても、中袋のことは聞いたことがないという方も多いのではないでしょうか？というのも、中袋は香典袋の内側に入っている分、香典袋に比べて影が薄くなりがちであるためです。そのため中袋にまつわるマナーについてもなかなかよくわからない方も多いでしょう。そこで今回「終活ねっと」では、香典袋の内側に付いている中袋についていろいろと見ていきます。, 中袋について聞いたことのない方や聞いたことはあってもよくわからない方にとって、非常に有益な内容となっています。ぜひとも最後まで読んでいただければ幸いです。, 「終活ねっとのお葬式」では、状況やご要望に合わせて選べる豊富なセットプランをご用意しております。葬儀・お葬式についてわからないことがある方は、お気軽にご相談ください。, 葬儀にかかる費用についてわからないことがある方は、「葬儀費用の相場はいくら？内訳や料金を安くする方法、注意点まで解説」をご覧ください。, 以下の記事では、香典に関する基礎知識やよくある疑問をまとめています。香典の基本的なマナーを知りたい方は、ぜひご覧ください。, 葬儀や法事に参列する場合、香典を持参することが一般的です。しかし、香典には金額相場・書き方・包み方・渡し方など様々なマナーがあり、戸惑ってしまう方も多いです。今回終活ねっとでは、社会人として知っておきたい、葬儀・法要の際に役に立つ香典の基礎知識を解説致します。, 香典袋に一緒に付いている中袋は使ったことがある方もいれば、使ったことがない方や使い方がよくわからないという方もいるでしょう。ここではまず、中袋が何のための袋であるのかについて見ていきます。, 中袋とは香典袋の中に一緒に付いている袋のことで、内袋とも呼ばれます。中袋は一般的には、香典として包んだお金を入れるために使われるとともに、中に入れたお金を保護したり外から見えないようにしたりするのが主な役割です。なお中袋は香典袋だけではなく、結婚式などのおめでたい時に使われるご祝儀袋にも付いています。ご祝儀袋の場合でもやはりお金を実際に包むとともに、中身を保護したり外から見えないようにしたりするのが主な役割です。, 香典を持参したことのある方の中には、中袋の存在を面倒に感じる方もいるでしょう。はたして中袋は香典を包む際に絶対になくてはならないものなのでしょうか？実は中袋が必要なものであるかどうかは、地域によって考え方が異なります。中身を保護する意味で中袋を必要とする場合もあれば、そこまでこだわらないところもあるのが現状です。加えて中袋を用いることは、香典袋が2枚重なっている状態で不幸の連続を連想させる縁起の悪いものとみなして避けるところもあります。このため香典で中袋を必要とするかどうかは地域によってもさまざまであることから、香典の準備をする際にご家族やご近所の方などに聞いてみるとよいでしょう。, もし香典を包む際に中袋が必要という場合は、中袋の書き方についても知っておくとよいでしょう。中袋に書く項目として、包んだ香典の金額や包んだ方の住所・氏名が挙げられます。ここでは中袋の書き方を、書く場所とともに見ていきましょう。, 中袋の表面には、香典として包んだ金額を書きます。一般的には縦書きで書かれる場合の方が多いですが、横書きで書いても特に問題はありません。ただし書き方については、普通とは異なる特殊な書き方をする必要があるため、きちんと覚えておきましょう。, 中袋に金額を書く場合、基本的には「金○○圓」という書き方をします。この「金○○圓」という表記は普通はなかなか見かけませんが、株券や契約書、借用証書などでよく見られるものです。数字自体の書き方は縦書きの場合で、大字と呼ばれる旧字体の漢数字で書きます。大字も表記はなかなか見慣れないものですが、基本的に以下に示すようなものです。, なお上記の表の中に4と9が含まれていませんが、香典では4と9のつく数字は「死」や「苦」を連想させる意味で縁起が悪いため基本的に使われません。横書きで書く場合、数字の部分は普通の算用数字を使います。, 香典として包んだ金額は、中袋の表面中央に大書します。基本的に縦書きで記しますが、たまに横書き専用で記すことのできる中袋も存在しますので、実際に金額を書くときは縦書きであるか横書きであるかを確認するとよいです。, 中袋の裏面には、実際に香典を包んだ個人の住所と氏名を書きます。住所と氏名についても書き方がありますので、ここでもしっかりと見ていきましょう。なお書く場所は中袋の裏面左下です。, まず住所については、基本的に縦書きでご自身がお住まいの住所を書いていきます。注意すべきなのが縦書きで書いた場合の漢字の書き方で、金額の場合と異なり普通の漢数字で書きましょう。もし郵便番号や電話番号も一緒に書く場合についても、漢数字を使って書きます。ちなみにハイフンは、縦書き専用の縦ハイフンを使うのが一般的です。, 次に氏名は、基本として包んだ個人のフルネームで書くようにします。個人で包む場合はこのやり方さえ知っておけば大丈夫です。ただし個人ではなく複数人で香典を包む場合は、以下のようなやり方で書くことになります。, 複数人の連名で香典を包む場合は、包んだ方各人の住所と名前を記します。もし人数が多い場合は、所属企業や部署名を記したうえで別紙に詳しい内訳を記して同封しましょう。1人当たりの金額が3千円を下回る場合は、ご遺族側に配慮する意味で香典返しを辞退する旨も一緒に記すとよいです。, 香典によっては、故人が所属していた会社の名義で出される場合もあるでしょう。このような場合は住所や氏名を記した横に、会社名も一緒に記入します。会社名を書くときは、株式会社といった社号は省略せずに書くようにしましょう。なお会社名義の場合は、名前は会社の代表取締役をしている人物のものを書くのがマナーです。, 中袋に金額や住所などを記入する場合は、いくつか注意すべき点があります。実際に中袋に記入するときは、以下の注意点をきちんと理解したうえで記しましょう。, 葬儀に持参する香典の場合、香典袋であれば薄墨を使い、かつサインペンなどは避けて表書きなどを書くのが作法とされています。しかし中袋に金額などを書く場合は、必ずしも薄墨で書くなどしなければいけないわけではありません。むしろ中袋には普通の濃い墨を使ったり、またサインペンなどで書いたりしても問題はないといえます。中袋に記入されている項目はご遺族側で香典の管理や、香典返しとお礼状の発送をするために欠かせない重要な情報であるためです。このためきちんと管理などができるように、わかりやすく書いてあることの方が重要といってよいでしょう。, 香典を持参する方の中には、故人のご遺族に余計な負担がかからないようにすることを考えて香典返しを辞退する旨を書く方もいます。香典返しを辞退する旨は、中袋のどのあたりに書けばよいのでしょうか？香典返しを辞退する旨は、住所・氏名を記入した横に書くのが一般的です。, 逆に中袋に金額や名前を書かないことはあるのでしょうか？結論から書けば、できる限り金額と名前は書くようにしましょう。先ほども少し触れましたが、中袋に書いてある項目はご遺族側にとっては香典の管理や香典返しの発送をするうえで非常に重要です。もし中袋に金額や名前が書かれていないと、ご遺族側は芳名帳と照合することになり負担が増します。このためご遺族の負担を軽くするためにも、中袋に香典の金額と名前はしっかりと記入するべきです。, 香典袋の中には中袋が付いていない場合もあります。もし中袋が付いていない場合は、いったいどのように対処すればよいのでしょうか？中袋がない場合は金額と住所・氏名を香典袋の裏面に記入します。具体的には香典の金額は裏面の右側に、住所・氏名は左下に記入するのが香典袋に記入する際のマナーです。中袋がない香典袋の場合については以下の記事で詳しく解説していますので合わせてお読みください。, 香典袋には通常中袋がついていますが、中袋なしの香典袋を見かけることがあります。地域によっては中袋なしの香典袋が主流の所もあります。今回は中袋なしの香典袋の書き方やお金の入れ方を解説します。香典を準備するときの注意点やマナーもご紹介しますのでぜひご覧ください。, 中袋を使うときは、お札の入れ方や包み方も重要です。お札の入れ方や包み方についても詳しく見ていきましょう。, 中袋にお札を包む前に、まず香典として適切なお札の種類や枚数について知る必要があります。香典として包むお札は新札ではなく旧札が望ましいです。新札を包むことは、故人が亡くなることを前もって予期していたとみなされるため、ご遺族を非常に不快にさせます。どうしても急ぎで新札しか用意できない場合は、新札に折り目を入れてから包みましょう。また香典に使うお札は枚数も重要です。香典で望ましいとされる枚数は、1枚・3枚・5枚・10枚とされています。逆に縁起が悪い枚数は、「死」や「苦」を連想させる4枚や9枚、さらにご遺族と故人の縁が切れると考えられる偶数枚です。, 適切な種類や枚数のお札が準備できたら、今度は入れ方や向きも重要です。香典の場合は故人を失った悲しみを示すために、肖像の印字されている表面を伏せます。さらに肖像の印字されている側が底の方に来るように入れるのが一般的な向きです。, 香典へのお札の入れ方とは？葬儀や通夜に参列する際に持っていく香典ですが、訃報を聞いていざお金を用意しても、お札の包み方がわからないなんてことになってしまっては大変です。今回はお札の入れ方やマナー、香典の金額や書き方などその他のマナーについても解説します。, お札を入れ終えた後、お札が出てこないようにのり付けする必要があると感じる方は多いでしょう。しかし、実際には中袋にのり付けする必要はありません。のり付けをした場合、ご遺族側で開封の際にハサミなどを使って開ける手間が発生するためです。このため手間を掛けないようにするためにも、のり付けはしないようにします。, もし中袋が付いていない場合、お札をどのように包めばよいのでしょうか？中袋がない場合は、香典袋に直接お札を入れることになります。詳しいお札の入れ方は、以下の項目で見ていきましょう。, 香典袋にお札を入れる場合も、やり方は中袋に入れる場合と同じです。香典袋に入れる際にお札の裏面を上に向けて、かつ肖像が底側に来るように入れます。なお香典袋にお札を入れる場合ものり付けをする必要はありません。, 中包みを作ることができるタイプの香典袋もありますが、その場合は中包みを作ってお札を入れるやり方もおすすめです。中包みを作るには、まず裏面を上に広げた香典袋の右下にお札を置きましょう。このとき表面が上になるようにする点がポイントです。お札を置いたら右下・左下・右上の順にたたみ、その後左上に向かって2回折りたたみます。, 香典を包むうえでいくらくらいの金額を用意すればよいのかに悩む方も多いでしょう。ここでは一般的によくいわれる香典の金額相場についても触れていきます。, 葬儀の場合は故人との関係によって金額相場が決まるのが一般的です。特に故人と血縁の面で近いほど、高くなる傾向にあります。具体的な金額相場として、故人が親の場合は5万円から10万円やそれ以上、祖父母の場合で1万円から5万円、叔父や叔母の場合で5千円から3万円、知人や友人の場合で5千円から1万円です。葬儀で包む香典の金額相場については、以下の記事でより詳しく説明されていますので、ぜひともご活用ください。, 葬儀に参列する際には多くの方が香典を持参するでしょう。ただ、香典を持参する際に気になることとして金額をいくら包むべきかというものがあります。はたして葬儀の香典の金額相場はいくらくらいが適切なのでしょうか？, 故人の葬儀が終わった後、故人を供養するための法要が節目によって催されます。法要別の金額相場としては、四十九日法要や一周忌、三回忌の場合で上記で紹介した葬儀と同じくらいです。しかし七回忌以降は法要に参列する顔ぶれが故人のご遺族やご親族に限られるため、三回忌までに比べるといくぶんか低めの相場になります。具体的には1人につき5千円から2万円ほどで、夫婦で包む場合は2人分ということで倍の金額が一般的です。法事で持参する香典の金額については、以下の記事でより詳しく解説されています。, 法事には様々な種類があり、包むご香典の金額に毎回迷ってしまうものです。施主側もご香典の総額によって負担が大きく変わるので、失礼のないように準備したいところです。今回の記事では法事の香典の金額について、相場・書き方・マナーを理由も含めて細かく解説します。, 今回「終活ねっと」では、香典を包む中袋について役割やマナーを中心にいろいろと見てきました。内容をまとめますと、以下の各ポイントのようになります。, 香典の中袋には、香典として包んだ金額を保護したり、中に入っているお金が透けて見えたりするのを防止する役割がある。ただし中袋が必要かどうかは地域によって考え方がさまざまで、地域の中には中袋を使うことは縁起が悪いと考えるところもある。, 香典の中袋を書く作法として、まず金額は表面に「金○○圓」という形で記す。数字の部分は縦書きで記す場合は、旧字体の漢数字を使って書く。住所と氏名は裏面の左下に記し、住所は数字の部分は普通の漢数字で書く。氏名は基本的に個人名を書くが、連名の場合は人数分の住所とともに記す。注意点としては香典袋の場合と異なり、濃い墨やボールペンなどを使って書いてもよい。香典返しを辞退する場合は、住所や氏名の横にその旨を記載する。金額や名前はご遺族の負担を軽くするためにも極力書いた方がよい。中袋なしの場合は、金額と住所・氏名は香典袋の裏面に書く。, 中袋にお札を入れる際には、まず旧札か折り目を入れた新札を使う。お札を入れるときは表面を伏せたうえで、肖像が袋の底側に来るようにする。なお袋の口にのり付けをする必要はない。もし中袋がない場合は、香典袋を使って同じようなやり方で入れる。香典袋で中包みを作れそうな場合は、中包みを作って入れてもよい。, 中袋に入れる香典の金額相場は、葬儀の場合は生前の故人との関係性によって金額が決まってくる。特に血縁上近い関係の人物ほど大きい金額を包む。法要の場合も三回忌までは葬儀と同じくらいの金額を包むが、それ以降は1人につき5千円から2万円ほどを包む。, 表書きなどを書くことが多い香典袋に比べると、中袋は香典袋の中に包むため非常に目立ちにくい存在です。しかしコンビニで市販されている香典袋の多くが中袋が付いているものであるため、中袋を活用するためにもマナーを覚えておくことは損ではないでしょう。香典を持参する際には袱紗（ふくさ）と呼ばれる包みに入れるのが作法とされています。以下の記事では香典袋を入れる袱紗について詳しく触れていますので、よろしければぜひともご活用ください。今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。, 皆さんは葬儀で香典が布から取出される光景を見たことがあるのではないでしょうか。あの布が袱紗という名前があることをご存じでしたか？では袱紗はどのように選べばよいのでしょうか。今回終活ねっとでは、葬儀で使われる袱紗の色や種類から渡し方などのマナーまでご紹介します。, 安らかに送り、送られる葬儀をするためには、事前の準備が大切です。

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